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スタッフ日記(114)

2018.11.19

こんにちは。獣医師の佐々木です。

 
随分と朝晩の冷え込みを感じる様になりました。
我が家のザリガニも、あまり餌を食べなくなり、寝ている事が多くなりました。
時々生きてるか不安になり、つっついてしまいます。(;^o^)



ネムイカラ、ホットイテクダサイ。。


さて、今年の3月の事です。実家の16歳のボーダーコリーが、突然前庭疾患(平衡感覚がおかしくなり、目が回る状態になる病気です)を発症しました。

症状が落ち着くまで3週間程かかったのですが、その間歩けなかった為、急激に後ろ足の筋肉が痩せ、寝たきりとなってしまいました。

そして今、ひしひしと感じているのが、「トボトボとでも自力歩行出来るワンちゃんと、寝たきりのワンちゃんでは、お世話の大変さが全然違う!!」
という事です。

主に世話をしているのが高齢の私の父なので、体重25キロの犬のトイレの介助が難しく、基本的には寝ているペットシーツの上でそのまま排泄させています。
汚れたら取り替えるのですが、やはり身体は汚れてしまい、においや皮膚炎の問題が起きてしまいます。
褥瘡も注意しないといけないし、身体が自由に動かない事で、何か要求があると、昼、夜問わず鳴いて呼びます。こうなると、お世話する方は疲れてしまいますよね。。

私も出来るだけ訪問してシャンプー、掃除、皮膚のチェックを行いますが、なにぶん大きいので、抱えたり洗ったりで、毎回腰が痛くなります(>_<)。

動物病院では、どうしても痛かったり、びっこをひいたりと、症状が出ている時だけ治療をする事が多いのですが、そうではなく、すこしでも長くワンちゃんが自分の足で立って歩ける様に、普段から飼い主様達と一緒に意識して行きたいと強く思う様になりました。

また、お世話が大変なワンちゃんのご相談、お手伝いもどんどんして行きたいと思います。病気じゃ無いことも遠慮なくおっしゃって下さいね。

そして実家のワンコなのですが、先日、介助して立たせた後、5秒位一人で立てました!約7ヶ月振りの姿で嬉しかったです。顔が、ニッコリ嬉しそうでした。
やっぱりじぶんの足で立てると嬉しいね。(^-^)


シャンプーとリハビリが終わってほっと一息。

 

次回は看護師の横内さん、12月中に更新予定です。
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