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Staff Blog

病院日記

院長より

今月の歯科症例2

皆さんこんにちは。今回の歯科症例は、乳歯がうまく抜けなかったワンちゃんの症例です。

症例は、8ヶ月齢のチワワさんです。生後4ヶ月から当院に来院され、成長を見守っていたのですが、乳歯の脱落が遅く永久歯にも影響が出そうでしたので、避妊手術と合わせて麻酔下で口腔内の検査とレントゲン撮影をして処置をすることにしました。(※咬合に問題がなかったためこの月齢になりましたが、咬合に問題が出そうなら急いで処置をしないといけません!)

麻酔後の口腔内写真とレントゲンです。乳歯が抜けてないのがお分かりでしょうか。

切歯(前歯)乳歯と永久歯が2列になっています。乳歯は上下顎それぞれ6本づつあるのですが、上が4本、下が6本抜けずに残っています。本来は切歯の乳歯が一番初めに抜けるのですが・・・

次に右の上顎の写真とレントゲンです。乳歯が2本残っていますが、前の方の乳歯は根元に永久歯がない(欠歯)なので抜いていません。第2、第3前臼歯が欠歯でした。

左の下顎の写真とレントゲンです。写真ではわかりにくいのですが、犬歯と臼歯3本が2列になっています。レントゲンの方がわかりやすいですね。

犬の乳歯は28本あるのですが、結局20本抜くことになりました。

通常ワンちゃんの歯の生え変わりは、生後5ヶ月から6ヶ月で行われます。乳歯が抜けずそのままにしておくと、永久歯との間に汚れが溜まり歯周炎の原因になたり、永久歯の萌出にも影響が出るので、生後4ヶ月後半からは特に病気がなくても歯のチェックにご来院していただくようにおすすめします。

最近の小型犬は、乳歯が抜けず永久歯の萌出に影響がでることが非常に多いと感じています。また、永久歯の本数が少ないワンちゃんも多く、欠歯なら問題はないのですが埋伏歯という状態にあると後々大変な事になることがあるので、歯の生え替わりの時期は、病院に慣れるためと歯の生え変わりをはじめ成長具合のチェックのために好物のおやつを持ってちょくちょく病院にいらしてください。お待ちしています!

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